協会だより NO.36


目次(ページ内リンクつき)


 ・平成30年度日盲連北信越ブロック大会報告


 ・第20回情文フェスタを終えて


 ・石川県よりお知らせ


 ・お知らせ
   1.選挙公報を製作・発送します
   2.用具より新規取扱い商品のお知らせ
   3.点字カレンダー寄贈のお知らせ(再掲)
   4.視覚障害者協会創立100周年記念誌発行について


 ・3月〜5月の休館日



 特定非営利活動法人金沢市視覚障害者地域生活支援センター
10周年を迎えて


 昨年11月24日(土)・25日(日)の2日間、新潟市アートホテル新潟駅前を会場に、標記の大会が北信越5県から計172名の参加のもと開催されました。
 石川県からは役員8名を含む19名が参加しました。24日朝8時に金沢駅西口に集合し、好天のもとマイクロバスにて一路新潟へ出発しました。昼食は車中で済ませ、午後1時頃到着しました。
 1日目は、全体で開会式をした後、代表者会議・青年部会・女性部協議会・スポーツ協議会・研修会(落語 演者: たら福亭美豚)に分かれ、そのあと懇親会へと続きました。また、会議・研修会に並行して用具展示・販売が行われていました。
 2日目は、講演会(「中央情勢報告」 講師:社会福祉法人日本盲人会連合会長竹下義樹氏)・あはき決起集会・全体会・閉会式が行われました。  帰りは新潟市の道の駅で昼食・買い物の時間を取り、午後6時頃金沢駅前に帰着、解散しました。
 続いて、竹下義樹会長の中央情勢報告について簡潔に記載します。
 ・新バリアフリー改正法の施行について…
 各地域でバリアフリーの協議会をつくり実行に向けて取り組んでいく。
 ・駅からの転落防止等安全対策について…
 視覚障害者の転落事故は、多い年で80件起きており、子ども・酔っ払い・自殺者に次ぐ数である。ホームドア設置駅では転落や電車等の接触事故はゼロである。地方駅への設置など安全対策について議論中である。
 ・読書バリアフリー法制定に向けた取り組みについて…
 今年の通常国会での制定に向けた動きがある。公立図書館・点字図書館・サピエ図書館・国会図書館・学校図書館をネットワーク化し、デイジー図書データなどをどこにいても誰もが利用できる環境をつくる等の内容になっている。
 ・障害者スポーツについて…
 パラリンピックに向けていろいろな面からの動きがある。(選手・観客・施設などそれぞれに向けた対応、スポーツフェスタでのアピール)
 ・身体障害者手帳のカード化…
 プラスチック製のカードにしていく予定。ICチップはなく、紙製がプラスチック製になる。触ってもわかるカードにしてほしいと要望している。
 ・あはきの問題について…
 保険取扱い登録の開始、広告問題、あはきのガイドラインづくり、施術師への事務取扱いへの支援など。
 ・雇用問題について…
 障害者雇用の水増し(裸眼で0.1以下をすべて視覚障害者にした等)。障害者の正職員化への方策を模索。
 ・障害者差別解消法の3年後の見直しについて…
 民間事業者の合理的配慮の義務化、差別事象の解決に向けた道筋の確立。国の省庁が雇った障害者の通勤支援を事業主の立場でどのようにして行うかを検討。通勤支援の新たな道を開くことになる。
 ・障害基礎年金受給者について…
 消費税が10%に引き上げられた時点で月額5000円の手当支給。
 そのほか、日盲連として、災害対策(専門支援員の養成、すぐに利用できる基金の積み上げ)、日盲連の名称変更問題、ロービジョン対策、盲学校の現状や課題をふまえた教育問題についての進捗状況報告がありました。  次回開催地は長野県です。

 あん摩師等法19条を守る決起集会新潟大会 (視覚障害マッサージ師の職域を守るため 北信越ブロック大会中に開催)について
 兵庫県宝塚市や大阪市、横浜市などにある学校法人 平成医療学園グループは、晴眼者のためのあん摩マッサージ指圧師の養成課程の新設が認定されなかったことを不服として、平成28年7月に、国を相手とする非認定処分取消訴訟を大阪、東京、仙台の各地方裁判所に提起しました。  あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律19条1項は、「当分の間、国は視覚障害者であるあん摩マッサージ指圧師の生計の維持が困難とならないよう、あん摩師等の数、学生数などを考えて、あん摩師を養成する学校の新設や定員の増員認定等をしないことができる。」と規定しており、この規定によって視覚障害あん摩マッサージ指圧師の職域が守られています。
 これに対し、平成医療学園グループは、あん摩師等法19条は憲法違反である、わが国においては視覚障害者の職域が広がっており福祉制度も充実しているためあん摩師等法19条は不必要になっているなどとして、晴眼者のためのあん摩師等の養成課程の新設は認められるべきだと主張しています。
 日本盲人会連合は、視覚障害者の職域を守るために、この訴訟を無効にするよう努力を続けています。これを支援する集会が、北信越ブロック大会2日目に開催されました。日本盲人会連合竹下会長より基調報告があり、アピール文採択の後、ブロック5県から10万円の寄付金と署名が竹下会長に手渡されました。この寄付金については、今後も続けられます。石川県においても、石川県視覚障害者情報文化センターで受け付けています。

 第20回情文フェスタを終えて


 昨年12月9日日曜日、第20回情文フェスタが「みんなで楽しもう」のスローガンのもと、石川県視覚障害者情報文化センターで開催されました。
 当日は真冬のような天候にもかかわらず、山野之義金沢市長・石坂修一石川県議会議員・小林誠金沢市議会議員・井沢義武顧問など多数の来賓の方々や、芳齋女声コーラスなど地域の方々、協会員、それにボランティアのみなさまなど、総勢250名もの方が来館し、過去に例を見ない盛況となりました。
 今回のフェスタは、金沢市近辺のみならず県内各支部から多くの参加がありました。加賀支部17名、小松支部 20名、七尾支部13名は、マイクロバスを利用し、羽咋支部6名は乗用車に乗り合わせて参加してくださいました。あわせると56名で、白山支部5名と金沢支部41名をあわせた46名を上回りました。
 どの展示会場もたいへん賑わい、なかでも「文化のつどい」の会場は常に満席状態でした。また、「みんなの広場」で販売していた焼きいもは、焼きあがり次第売り切れるという盛況ぶりでした。混雑が予想された飲食コーナーは、 11時台から利用していただき、割合に分散した食事・喫茶風景でした。ただし、「文化のつどい」の休憩時間等で 2階のロービジョン機器と福祉用具展示の会場が混雑し、係員・誘導員不足になりました。
 文化のつどいでは、原秀二さん(北陸民放クラブ・石川)司会のもと、毎年参加の芳齋公民館女声コーラス、いしかわ音訳の会のおはなし会、当センターのコーラスさくらんぼ・歌謡教室・ハーモニカサークル・オカリナサークルはもちろん、七尾・羽咋支部有志のカラオケや加賀支部のコーラス・オカリナ演奏、小松支部のカラオケ・アコーデオン演奏・詩吟など、会員の方々の多様な趣味・特技が披露されました。観客のみなさんも普段聞くことのできない他支部の出し物を楽しみ、惜しみない拍手を送っていました。  「みんなで歌おう」のコーナーでは、点字ブロックをテーマにした「幸せの黄色い道」と私たちの大事な補装具を歌った「白い杖の歌」を会場のみんなで歌いました。
 抽選会は昨年以上の賞品数で、多くの会員、ボランティアの方が当選しました。
 フェスタ後のアンケートには47名の方が協力してくださいました。その結果、大いに満足が25名(53%)、ほぼ満足が21名(45%)、少し不満が1名(2%)、大いに不満が0でした。
 印象に残ったコーナー(複数回答可)としては、文化のつどい30名(64%)、作品展示11名(23%)、パソコンIT体験10名(21%)、用具展示・斡旋8名(17%)、ロービジョン支援機器紹介6名(13%)、みんなの広場4名(9%)でした。
 感想として、次のようなものがありました。
 ・年々、趣向を凝らしているのがわかる(ボランティア)
 ・ますます発展しますように(協会員) ・たいへん楽しかったです、大満足です(協会員)
 ・感謝のみ、大満足(協会員)
 ・いろんな人に久し振りにあえてよかった(協会員)
 ・オカリナが幻想的でよかった(協会員)
 ・六ツ星合唱隊、澗潟さんの歌がよかった(協会員複数)
 ・各支部が協力して会を盛り上げてくれたのが良かった(協会員)
 ・文化のつどいで、観客の方の見る態度も大事だと思う。歌の途中、話の途中であっても立ち上がり、おしゃべりする人がいた。マナーを守ってちゃんと見てほしい(協会員・ボランティアなど多数)
 ・こういう機会に特別セールをしてもらえるとうれしいです(協会員)
 ・座席の数が少なかった(協会員)
 ・会場を広いところでできないのか(協会員)
 ・最新のものがあったらよかったです(協会員)
 ・作品展示が階段から近い方がよかった(協会員)
 来年は協会設立百周年にあたる記念の年です。情文フェスタの企画・催しに関して提案や希望がありましたら協会までご連絡ください。  


 石川県・能美市よりお知らせ(3件)


 1.第19回石川県障害者スポーツ大会における障害区分と参加可能競技について
 前回大会より、陸上、水泳、卓球について視覚障害の 障害区分が次のとおり変更となっております。
 <陸上・水泳>
 「視力0から0.01まで」と「その他視力障害(障害区分番号)」の2区分に変更  ※視力は両眼の和で判定。また指数弁は0.01、手動弁から光覚弁は0として判定する。
 <卓球>
 「アイマスク有り」と「アイマスク無し」の2区分に変更
 ※視力や視野に関わらず、サウンドテーブルテニス希望者は「アイマスク有り」を、一般卓球希望者は「アイマスク無し」を選択する。
 なお、視覚障害をお持ちの方が参加可能な競技は次のとおりです。奮ってご参加ください。
 陸上、水泳、卓球(サウンドテーブルテニス)、フライングディスク、ボッチャ(オープン競技)、ゆうゆう運動会
 〇第19回石川県障害者スポーツ大会
 開催日:2019年5月26日(日)
 参加申込先:各市町の障害福祉担当課または障害福祉サービス事業所等
 申込締切日:平成31年3月22日(金)
 お問合先:石川県障害保健福祉課 076−225−1426

 2.障害者温泉療養事業の指定施設追加について
 石川県では、平成30年8月1日より、新たに下記の施設を障害者温泉療養事業指定宿泊施設として指定いたしました。また、既存の指定施設におきましても、引き続き本事業をご利用いただけます。日頃の疲れを癒すため、是非ご活用ください。
 施設名:まつさき
 住所:石川県能美市辰口町3−1
 電話:0761−51−3111
 〇障害者温泉療養事業について
 対象:障害者手帳を所持している県内在住の方
 ※重度の障害をお持ちの方は、付添1名も対象になります。(要助成券)   助成額:宿泊1回(連泊含む)につき、3000円/人(年1回)若しくは、日帰り利用1回につき、1000円/人(年3回)
 ※各年度(4月1日〜翌年3月31日)に利用可能です。
 指定施設:
 珠洲市 珠洲ビーチホテル
 輪島市 ホテル高州園
 志賀町 シーサイドヴィラ渤海、いこいの村能登半島、能登ロイヤルホテル
 七尾市 加賀屋、あえの風、ホテル海望、日本の宿のと楽、お宿すず花、能登の宿はまづる、国民宿舎能登小牧台
 羽咋市 休暇村能登千里浜
 金沢市 川端の湯宿滝亭
 白山市 御前荘
 能美市 まつさき
 小松市 露天のゆ金閣、のとや
 加賀市 ゆのくに天、葉渡莉、森の栖リゾート&スパ、湯の宿白山菖蒲亭、加賀観光ホテル、ホテル 翠湖、河鹿荘ロイヤルホテル、すゞや今日楼  お問合先:
 石川県障害保健福祉課
 TEL 076−225−1426 FAX 076−225−1429
 石川県身体障害者団体連合会
 TEL・FAX 076−232−8372
 各市町の障害福祉担当課

 3.能美市より音訳テープ貸出のご案内
 能美市では、文字が見えにくく、広報誌などが読めなくてお困りの市民に、誌面情報を音訳したテープを貸出しています。
 能美市音訳ボランティア「たんぽぽ」が、毎月、市の広報誌をはじめ、市議会だよりや市社会福祉協議会の会報誌などを録音しています。
 録音テープは、市立図書館にも置いてあり、どなたでも利用できます。詳しくは、能美市社会福祉協議会(0761−58−6200)へご連絡ください。


 お知らせ(2件)

 1.選挙公報を製作・発送します
 
2019年4月に統一地方選挙、7月には参議院議員選挙が執行される予定となっております。
 石川県視覚障害者協会では、石川県より委託を受け、選挙公報の点字版・録音版(CD・カセットテープ)・拡大文字版を製作、発送しております。
 石川県内にお住まいで、選挙公報をご希望の方、また、受け取っている方で、配布形式を変更希望の方は、石川県視覚障害者協会(076−222−8781)までお問い合わせください。

 2.用具より新規取扱い商品のお知らせ
 
3月より、電磁調理器「象印IH調理器 EZ-HG26」の取扱いを始めます。
 「象印IH調理器 EZ-HG26」は、音声ガイドは付いていませんが、操作時に確認音が鳴り、操作ボタンに点字表示がついています。火力調整は3段階のワンタッチボタン(強火・中火・弱火)、又は火かげんキーにて9段階+煮込みモードの全10段階から火加減調整ができます。最大出力は1300Wで、調理タイマー機能も内蔵されています。
 また、各種安全機能(切り忘れ防止機能、なべなし探知機能、小物探知機能、異常温度上昇防止機能)も内蔵されています。
 電源プラグはマグネットプラグで着脱しやすくなっており、コードをひっかけてしまっても簡単に抜けますので安全です。また、使用できないなべもボタンを押すだけで簡単に見分けることができます。
 湯わかし機能もついており、湯わかしが終わるとメロディーが鳴り、自動的に電源が切れます。
 使用できるなべは、鉄・鉄鋳物・ホーロー・ステンレス製などで底の平らなものです。また、使用できないなべは、耐熱ガラス・陶磁器・アルミ・銅・土なべなどや、素材にかかわらず底の丸いものや、1.6mm以上の反りや脚などがついているものです。
 <仕様>
 型名:EZ-HG26
 電源:交流100V 50/60Hz
 機能:加熱(60W相当〜1300W)/あげもの(140℃〜200℃)/湯わかし(メロディーお知らせと自動OFF)
 調理タイマー:1分〜9時間55分(加熱のみ)
 コードの長さ:1.9m
 外形寸法:幅32×奥行36×高さ4.5cm
 質量:約2.7kg
 価格:未定

 3.点字カレンダー寄贈のお知らせ(再掲)
 
昨年暮れに寄贈された2019年の点字カレンダーがまだ残っていますので、ご希望の方に差し上げます。ご希望の方は石川県視覚障害者協会(電話 076−222ー8781)へお申込みください。
 部数が限定されておりますので、先着順となります。
 @ 2019年りそなグループ点字カレンダー
 りそなホールディングス 縦約73cm×横約52cm
 点・墨併記で1年を1枚に掲載しています。現在4部あります。
 A 小鳩文化カレンダー<国定公園>テレビ金沢
 日本テレビ小鳩文化事業団 A5版 全16枚
 月めくりタイプで、下半分が点・墨併記のカレンダー、上半分が国定公園の城の風景写真です。巻末には点字一覧が掲載されています。現在20部あります。

 4.視覚障害者協会創立100周年記念誌発行について
 
石川県視覚障害者協会は来年度で創立100周年を迎えます。それにあたって、石川県視覚障害者協会では100周年記念誌の発行のための作成作業を進めています。
 記念誌には過去の写真も一部掲載する予定です。みなさまなにとぞご了承ください。
 お問い合わせ等は石川県視覚障害者協会までお願いいたします。



 3月〜5月の休館日

 毎週土曜日
 3月21日(月) 春分の日
 4月29日(日)〜5月3日(金) ゴールデンウィーク休暇
 5月6日(月) こどもの日の振替休日


 編集後記

 最近よく叱られます。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って。
 言われるとけっこうムッとする言葉ですが、5歳児なら許せちゃいますね。

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